【木彫り】ねこのブローチ(初号機)
はしもとみおさんの「はじめての木彫りどうぶつ手習い帖」に載っている「ねこのブローチ」に挑戦しました。
こんな感じの猫を彫りたいなっていう下絵や落書きもろもろです。
あまり特徴を捉えていませんが、エキゾチックショートヘアにしたかったのです。
(エキゾチックショートヘア、きゃわきゃわのきゃわでとても可愛いです)
まずは、手習い帖のサイトから購入した楠の木片を…
こうして…
こうします。
アウトラインをノコギリで切り落とす作業が全工程で一番大変でした。
すごく時間がかかりました。
1時間とか2時間とか…
たぶんまだコツを掴んでいないせいかと思います…。
この作業をしたのは真冬だったのですが、すごく汗をかきました(;@o@;;)
それから…
色々あって、こうなりました。
分かりづらいですが、ちょっと立体的になってきました。
次に彫りのアタリとして、目を描きました。
エキゾチックショートヘアを目指して、ちょっと垂れ目のにゃんこを描こうと(自分の下絵を参考に)したら…
なんだかとってもぶさいくにww
失敗したーー!と思いましたが、気を取り直して先に進みます。
そのまま目を彫り進めたのですが…
ここで最大の失敗をしました…
当たり前のことなんですが、戒めに細かく書いておきます…。なんでか彫る時に目が球体であることを失念してこうなりました…。
とりあえずそのまま、色を塗りました。
…が、やっぱりイマイチだな…て事で、リフォームを始めました。(ここからが本当の戦いの始まりでした…)
塗った色を落とすため、上っ面の絵の具をのせた層を彫刻刀で削りました。あと、角張っていた胸部分や顔の輪郭…もろもろ修正を重ねました。
ちょっとはよくなったような…?
再び色を塗ります。
エキゾチックショートヘアの丸っこさが出せなかったので、とにかく可愛いくてちょっとリアルなにゃんこを目指す事にしました。
再度色を塗る上で一番気を付けたのは、目の塗り方です。
目を不自然に大きく彫り過ぎてしまったので、なるべく小さく見えるような塗り方にしました。(本物の猫に近づくよう…)
それと目について大きく間違えて彫ってしまったので、なるべく眼球を意識してちゃんとした目に見えるように心掛けました。
なんだかここらへんは、メイク術的なものを感じました…!
実際、塗り方でまあまあうまく誤魔化せた気がします。メイクすごいな!
微妙ですが…目の下に線を入れたりしながら、なるべくホンモノの猫を意識して……
とか言いながら、また丸裸にーーー…!!
やっぱり塗りが気に入らなくてやり直しました。あと、なんか色がバサバサしていたのが気に入らなくて…
この後の修正、微修正が激しく続きますが、割愛…!!!
ババーーン!!
そんなこんなでやっとこ完成です…!
角度を変えてパシャパシャ。
ブローチといいつつ、まだ背面にブローチの金具を付けていないのですが、とりあえず彫り・塗りは完成です。
2016年の12月中旬から彫り始め、触らなかった期間もありますが、彫り終わったのは3月末です。制作期間4ヶ月ですね。えへへ…。
失敗もいっぱいしましたし、紆余曲折ありましたが、最終的な出来はとても気に入っています。